「豊穣の谷」　油彩　F20号
イメージははばたく、まさに「豊穣の谷」。 豊かで豪奢な色彩に圧倒され、噴出する色の洪水に身を委ねると、 いつしか絵の世界に旅する自分を発見する。 謎解きの旅・・・。 　　　　　　　　　　　　 旅は濃密な空気に満たされた太古へと誘われ、 自我のルーツを求めてゆくか、 “チュリンガ”に刻まれた自在な図の世界に入り込むか、 どうもそれはどこかでつながっているらしい…という事がわかって謎は深まるばかり・・・。 絵の中には我々が見慣れた地平線はなく、焦点は俄には見当たらないが、 渓谷や海や諸々の生物が棲息する森、天体の運行がある。 描かれたものは、パースペクティブの自由さと生命力のある色づかいに裏打ちされた 内在する夢の具現化に他ならない。 夢は作家の反逆であり闘争でもあるだろう。 本物の色、本物の形、本物の絵とは・・・ その問いかけに一澤あやの絵が答える。
＊チュリンガ：　一澤がインスピレーションを得たオーストラリア先住民族の神聖な道具。
「華」　油彩　F10号	「春の呼吸」　パステル　F8号
「赤い海」　油彩　P6号	「発生」　油彩　P6号
「内なる旅」　油彩　F12号	｢青い花」　アクリル B4
「bluebutterfly」　pastel	「bluecreature」　pastel
「blueflower」 pastel
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